RSSウィジェットの作成手順
FeedWindを使ってRSSをウェブサイトに埋め込む方法をご紹介します。設定画面で自由にカスタマイズが可能。発行された貼り付けコード(Javascriptまたはiframe)をサイトの好きな場所に入れるだけで完了するので、プログラミングの知識がなくても簡単にRSSウィジェットを作成できます。
RSSウィジェット作成手順
- FeedWindにログイン(登録はメールアドレス、またはソーシャルアカウントで1分で完了)
- 「新規作成」ボタンを押して「RSS」を選択
- RSSのURLを入力。プレビューを見ながらデザインをカスタマイズ
- ウィジェットを保存して貼り付けコードをコピー
- ウェブサイトに貼り付けコードを埋め込み
RSSのURLの見つけ方
作成手順③で書いたようにFeedWindでRSSウィジェットを作成するにはRSSのURLを事前に確認しておく必要があります。RSS(Rich Site SummaryまたはReally Simple Syndicationの頭字語から取った略語)とはサイトやブログの要約や見出しなどを配信する技術仕様の一つで、XML形式で配信されます。
最新のCMSのほとんどは、RSSフィードを最初から用意されています。通常ページのURLの末尾に/feed/などを追加したフォーマットになっています。(ご利用のサービスにより異なります)
例)
https://example.com/feed/
https://example.com/rss/
ページのソースコードのhead内にある以下のような記述が存在している場合、そこに書かれているのがRSSのURLです。複数存在する場合もあります。
<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS Feed for feed.mikle.com/support/" href="https://feed.mikle.com/support/feed/" />
なお、FeedWindではソースコード内のこの記述を自動的に読み込む機能がついているので、わざわざRSSのURLを入力しなくてもブログやサイトのURLを入れるだけでウィジェットが表示されます。
RSSフィードを読み込めない場合に発生するエラー内容と原因
RSSフィードをFeedWindやRSSリーダーなどで利用する際に、エラーが発生するケースがあります。その原因をいくつか具体的にご紹介します。
サーバーがタイムアウトを起こしている
FeedWindではRSSの更新情報を取得するために、これらのフィードを配信しているサーバにアクセスしています。FeedWindウィジェットの更新時間はプランによって異なりますが、FeedWindクローラーがRSSを配信しているサーバにアクセスできる状態でなければなりません。
コンテンツを提供しているサーバの反応が遅い場合、FeedWindサーバーがタイムアウトする原因になります。現在、FeedWindでは10秒でタイムアウトになるよう設定されています。タイムアウトを起こした場合は、次回クローラーが巡回するまでウィジェットの表示がされません。
なお、複数フィードを表示する機能を利用している場合、1つのフィードの読み込みに失敗すると、他のフィードもすべて読み込みが停止します。
FeedWindクローラーをブロックしている
RSSを取得するためのFeedWindクローラーが、サーバ側の設定でブロックされているケースがあります。サーバの管理者が意図的に止めているケースや、サーバの何らかの閾値に達したために自動的に停止するケースなどがあります。
FeedWindが表示されない場合、ブロックされているかどうかをサーバのご担当者に確認をしてください。FeedWindクローラーのユーザーエージェント(User Aagent)とIPアドレスの一覧をご提示いただくと対応がスムーズかと思われます。
https://feed.mikle.com/ja/support/description/
RSSの記述が誤っている
エラーの原因として多いもう一つの原因は、RSSが正しく記述されていないケースです。フィードの構文は正しく検証されている必要があります。記事の中に誤ったHTMLの記述が存在すると、それだけでRSSがエラーを起こす原因となります。画像が適切に配置されていない、著者情報が正しく記述されていない、HTMLの記述が間違っているなどが原因で、フィードが正しく表示されなかったり、場合によっては全く表示されないといったことがあります
URLが正しくない
FeedWindの設定画面にRSSを配信していないページのURLを入力するケースです。FeedWindに入力したURLがRSSのものではない場合、ウィジェットは表示されません。
RSSはウェブページに最初から組み込まれているわけではありません。Wordpressやアメブロなど主要なCMSプラットフォームでは自動的にRSSが配信されるように設定されていますが、独自システムを使っていたり手動でページを構築されている場合にはRSSが設定されていないことがあります。
外部スクリプトの利用が禁止されている
CMSやブログサービスによっては、FeedWindの貼り付けコードが正しく保存されないことがあります。FeedWindではjavascriptとiframeの形式で貼り付けコードを発行していますが、セキュリティ上の理由でjavascriptなどの外部コードの利用を禁止していることがあります。
そのため、FeedWindコードを貼り付けてサイトを保存しても、保存できずにアラートが表示されたり、[CDATA]でマークアップされてコードが正しく解釈されないといったことがよく見られます。また、サイトのサイドバーでは利用できるものの、記事本文内には挿入できないといったケースもあり様々です。
その場合は、お客様がご利用のサービスのヘルプを確認したり、カスタマーサポートまでお問い合わせください。
サービスによっては特定のコードのみ使用を許可している場合があります。もし、お客様がご利用のサービスでFeedWindコードが利用できない場合、サービス運営者に対してFeedWindの使用許可をリクエストをしていただけると幸いです。
フィード文法の検証ツール
CMSではサービスの運営者側で十分に検証されたRSSが事前に用意されていますが、WordPressなどでご自身でカスタマイズしている場合には、文法に問題が発生しないよう注意する必要があります。
検証用のサービスを利用すると、URLを入力するだけで正しい文法で記載されているか調査をすることができます。
https://validator.w3.org/feed/
https://www.feedvalidator.org/
https://www.rssboard.org/rss-validator/
RSSの仕様
RSSにはいくつかの系統がありますが、バージョン1.0とバージョン2.0が存在します。
W3Cコンソーシアムが作成したRSS V1.0は下記を参照ください。
https://www.w3.org/TR/REC-xml/
バージョン2.0の仕様は、次の場所で確認できます。
https://cyber.law.harvard.edu/rss/rss.html
これらは、知識豊富な専門家やコンソーシアムによって作成され、標準仕様として受け入れられています。